【保育士試験(筆記)】独学一発合格者が伝えたい解き方のテクニック

保育士試験

こんにちは!かにこです。私は令和4年度保育士試験に独学で一発合格しました!

本記事では、そんな私の経験をもとに、実際に試験で使える解き方のテクニックをお伝えします。

保育士試験の各科目は20問から成りますが、知らなくても解ける問題があるのはご存じでしょうか?

かにこ
かにこ

保育士試験に関して、全く勉強をしていない人でも解ける問題があるんです!

解き方の結論からお伝えすると、ズバリ!問題文をよく読んで消去法を使うことです。

おかぴ
おかぴ

え?消去法なんて当たり前じゃない?

と思った方こそぜひ読み飛ばさずに最後まで読んでいただきたいです。

ポイントは、問題文をよく読むということにあるからです。

それではその理由をもう少し詳しく説明します。

例えば過去問のこちら(2022年後期保育士試験より一部抜粋)

次の文は、保育所での子どもの遊びについての観察記録である。パーテンの遊びの社会的参加の分類に基づいて、A~Dに関する用語を語群から選択した場合の最も適切な組み合わせを一つ選びなさい。

A.3歳児3人がそれぞれ粘土を使って遊んでいたが、そのうち一人がウサギの耳を作り始めると、それを見ていた他の二人も、真似をしてそれぞれ粘土で動物の耳を作り始めた。

B.5歳児数人が大型積み木で四角い枠を作り、温泉の看板を立てて、他の子どもたちに入場券を配って回った。すると、入場券をもらった子供たちが、お客さんとして次々に温泉に入りに来た。

C.4歳児5人がテー物の上に製作したカップケーキを並べて、お店屋さんごっこをしようとしていた。そのうち一人は人形を椅子に座らせてお誕生日会を開こうとしているようであったが、他の4人にはイメージが共有されていなかった。

D.5歳児のS君が、お誕生日会でクラスのお友達にプレゼントするために、段ボールで黙々とケーキを製作していた。

【語群】ア.見立て遊び イ.一人遊び ウ.構成遊び エ.平行遊び オ.協同遊び カ.連合遊び

こちらの正解はA:エ、B:オ、C:カ、D:イです。

問題をよく読むと、語群につながるキーワードが見えてきます。キーワードとなる部分を本記事では下線で示しますが本番では筆記用具で線を引きながら読んでいくと良いでしょう。

A.3歳児3人がそれぞれ粘土を使って遊んでいたが、そのうち一人がウサギの耳を作り始めると、それを見ていた他の二人も、真似をしてそれぞれ粘土で動物の耳を作り始めた。

→選択肢の中で「真似」っぽいものは?ない!「それぞれ」っぽいものは?平行遊び!

B.5歳児数人が大型積み木で四角い枠を作り、温泉の看板を立てて、他の子どもたちに入場券を配って回った。すると、入場券をもらった子供たちが、お客さんとして次々に温泉に入りに来た。

→みんなで一緒にひとつの遊びをしてるな…共同遊び?連合遊び?一旦保留!

C.4歳児5人がテー物の上に製作したカップケーキを並べて、お店屋さんごっこをしようとしていた。そのうち一人は人形を椅子に座らせてお誕生日会を開こうとしているようであったが、他の4人にはイメージが共有されていなかった

→Bと違って一緒に遊んではいるけど、行動や心が協同してないな…ということはこっちが連合遊びか!(じゃあBは共同遊びだな!)

D.5歳児のS君が、お誕生日会でクラスのお友達にプレゼントするために、段ボールで黙々とケーキを製作していた。

黙々とってことは一人遊び

かにこ
かにこ

はじめの問題文に出てくる、「パーテン」という人物やその思想を知らなくても問題なく解くことができました☆

このように問題に知らないキーワードが出てきたとしても、問題文をよく読んで選択肢と見比べることで、より確実な消去法・回答が可能になるのです。

また、一度じっくり読んで、どうしても分からないor迷った問題は三角印をつけておきましょう。

そして最後まで解き終わったら、印をつけた問題を最初からもう一度解くようにします。

そうすると一度読んだだけでは見えなかった部分が見えてくることがあります。

かにこ
かにこ

保育士試験は途中退出(同一科目試験中の再入場は不可)が認められており、私が受けた時も、多くの方が途中退出される方が多かったですが、必ず自信がない問題は解きなおしてから回答し、それでも時間が余った場合は途中退場して次の科目に備えましょう。

実際に私が受けた試験や、過去問を見ても、各科目1問は、問題文をよく読めば、分からない言葉があっても消去法で正解を導くことができるものがある印象です。

諦めずに問題文と向き合うことが、試験当日にも実践できる最強の解答テクニックです。

皆様の努力が実を結ぶことを心から願っています!!!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました